囲碁はルールそれ自体が難しいわけではなく(ルールは意外と単純でそれほど多く覚えることもありません)、最低限のルールを覚えても囲碁の対局で勝つためには非常に多くのことを覚えなくてはならないことが囲碁を難しいと思わせている原因のひとつだと思います。

 

そして、囲碁で勝てるようになるために多くのことを覚えるにあたり、説明をしやすくするためによく使う戦法や方法には名前をつけておいたほうが後々覚えるにも説明するにも便利なため、非常に多くの囲碁の専門用語があるのです。

囲碁には専門用語が多すぎる

なので、囲碁の入門書籍や囲碁の入門講座を書いているブログなどでもそれらの専門用語を使ったり、専門用語の説明をしたり、それをもとにいろいろな戦術(戦法や方法のことと思って下さい)も一緒に説明してしまっているので囲碁を難解なものにしてしまっています。

 

これは私が昔囲碁の入門書籍を読んで挫折した時にも今にして思えばこれが原因の一つでしたし、今回囲碁が楽しいと思えるようになってからも難しいとかなかなか覚えられないと困っている部分です。

囲碁の専門用語は後から覚えれば十分

ですが、実はこれらの専門用語や戦術は覚えなくても、囲碁は楽しめますし、楽しんでやっていればこれらのことを知らなくても自然とわかってくるようになるのです。

 

正確に言えば、実践を通じて楽しむことで、その戦法や言葉を聞いた時に今までの実践での対局の例から「なるほど。今までにそういうことで困ったことがあったな」とか「なるほど、こんな場合のことを言っているのだな」と実感として理解しやすくなるのです。

 

なので、囲碁がわからないという方は以前にもお伝えした通り、碁盤のどこに石を打っても良いという自由さからわからなくなるとともに、専門用語や覚えておいたほうが良い戦術も一緒に覚えようとしてしまうから余計にわからなくなるわけなので、

 

  • そのような戦術や専門用語はまずは覚える必要はない。
  • ある程度実践で経験をしてからのほうがわかりやすい。

 

この2点をわかって頂いて、まず最低限のルールを覚えただけでも時々勝てて囲碁が楽しいと思えるようにすることを優先したほうが良いと思います。

 

私はそうしていますし、私と一緒に囲碁を習っている方々もそうしている方が多いです。

急がば回れでそのほうが早いと思いますよ。

 

一言で言えば、難しいことは後回し。まずはわかることだけ理解して実践をすべきということです。

 

これは後々必ず実感できると思いますし、難しいことに頭を悩ますよりも先に囲碁を楽しみましょう。

楽しくなれば、自然と難しいことも覚えられます。

 

人間の脳は脳科学の見地から言ってもそのようにできているのですから。