昨日2019年10月16日、A氏との5回目となる対局をしました。
以前にこのブログでお伝えした通り、現在A氏との対局は2勝2敗と五分の戦績です。
前回は私が白番で負けたため、今回はA氏が白番となり対局しました。
お互いに今までの2勝は黒番での勝ちです。
つまり、今回A氏が勝利すれば初の白番での勝利となりますから、私としても何としても勝ちたいところでした。
白番ということもあってか、いつもは手堅く打つA氏は布石も打ち終わらないまますぐに攻めに転じてきました。
五目並べのような序盤戦
序盤からA氏が攻め込み(8,四)私が受けた(10,六)にもかかわらず、A氏は攻める手を緩めないため、序盤から混戦となりました。
左下ががら空きなので打ちたいのはやまやまなのですが、A氏は私に打つ隙を与えてくれません。
まるで五目並べをしているかのようですね。(笑)
いやいや笑っている余裕はまったくありません。
私は気を抜けば一気に大量に石を取られてしまいますし、A氏も私が上手く打てばいつ石がバラけても不思議ではありません。
こんな状態がしばらくの間続きます。
相変わらず五目並べのような状態が続いています。
五目並べならば私がこの時点で勝ちなんですけどね。(笑)
左下はがら空きのまま、なんとか右上は抑えた感じですが、布石を打っておいたはずの右下が危なくなってしまいました。
こんな状態が中盤もずっと続きます。
しかし、なんとか左下は私が先に攻め込むことに成功しました。
A氏との対局の終盤戦
終盤になると黒番の私がかなり有利な展開になりました。
しかし、私の弱点は終盤戦での弱さです。
逆にA氏は終盤が私よりもはるかに強いですから、十分に注意をしていかねばなりません。
上の画像を見る限り黒の圧勝になりそうですよね。
右下は取られたものの、小さいながらも左上に小さな陣地を作り、この時点では私が確実に勝っているはずです。
しかし、ここから逆転されることもあるのが私の欠点です。
案の定、警戒していたはずの(3,八)に入って来られてしまいました。
ただ、(3,八)に入られたとは言っても黒の自陣内で急所でもありませんから、後は上手くさばくだけです。
ところが、・・・・・・
そんな大事な局面で警戒をしていながらミスをするのが私の悪いところです。
(3,八)に対しては(2,八)と受けたものの、次のA氏の(3,九)に対して当然のように(2,九)と受けるべきところで(今なら何故そうしなかったのか不思議なくらいです)私は痛恨の(3,十)と打ってしまいました。
これにより、左側中断の黒石5子は死に大きく陣地を減らしてしまうこととなってしまいました。
黒番、白番を問わず毎回のように最後にこのようなミスをしてしまいますので、この弱点をなんとか克服したいところです。
勝敗は整地した結果以下の通りとなりました。
黒31目、白13目で黒番の勝ちです。
いや、もっと差をつけての勝利ができたはず。
A氏との対局はこれで3勝2敗となりました。
しかし、そうなると次回また対局の機会があれば私が白番です。
難しい白番での私の初勝利はあるのでしょうか。
それまでに精進しなくてはと思っています。
いずれにしても、A氏との対局は勝っても負けても非常に楽しい対局になります。
いつもお付き合い下さるA氏には感謝です。