子供たちに囲碁の楽しさを伝えたいというのは、自分の子供ではなく日本の子供たちに、という意味です。
囲碁ど素人が何を言っているのだか・・・・・・と思われるかもしれませんが、これ結構真剣に考えています。
囲碁の強い人や囲碁を教えることが上手い人は多くいらっしゃると思いますが、囲碁の楽しさを囲碁を知らない人に伝えることができる人はいったいどれだけいるのでしょうか?
もちろん、私にならできるなんてことを言うつもりも自信もまったくありません。
なので、どうしたらいいかなんてまったくわからないのですが、イメージとしてはその昔、子供たちの習い事の定番として珠算教室(そろばん教室)や書道教室がたくさんあったように(いったいどんだけ昔の話だよ? 笑)子供たちを対象にした囲碁教室がたくさんできるくらいに囲碁の楽しさが子供たちに伝わるといいなと思うわけです。
現時点では日本では囲碁教室はビジネスモデルとして成立しない?
一般的な見解としては、あくまでも「現時点では」ですが、ビジネスとしては無理があるそうです。
もちろん私は囲碁教室で儲けるつもりは無いですし、囲碁教室をやりたいというわけでもありません。
とにかく一人でも多くの子供たちに囲碁が楽しいと思って欲しいんですよ。
その理由は2つあります。
囲碁の楽しさを子供たちに伝えたい理由
まず単純に私が囲碁が楽しいと思えるからです。
要するにあれですよ。美味しい料理を出してくれるお店があったら自分はもちろん常連になるでしょうし、それだけでなく多くの人に味わって欲しいと思ってしまうのに似ています。
私も偶然の出会いがなければ、こんな楽しいことを知らないまま一生を終えるところでしたから。
そしてもう1つの理由は、囲碁が子供たちの学力アップに必ず貢献すると思うからです。
これは囲碁先進国(という言い方であっているのかな?)の中国や韓国では常識なのだとか。
なので、日本でも同じようにしようと思ったら(私にできることではありませんが)、親御さんたちに囲碁が子供の教育に良いことを伝えることはもちろんのことですが、一番重要なのは子供たち自身が「囲碁が楽しい」と思えるかどうかだと考えます。
そろばん教室が衰退してしまったのも「そろばんが楽しい」と子供たちが思わないからではないでしょうか?
たぶん昔そろばん教室がたくさんあった頃も、そろばんが楽しいから通っている子はごくわずかだったと思います。
今や電卓がスマホにまで入っている時代ですから、そろばんなんて実用性がまったくと言っても良いくらいないため衰退したとも言えますが、情操教育には良いという意見もありながらここまで衰退してしまったのは楽しさを伝える術がなく、子供たちが進んで「やりたい」というものではないからだと思うわけです。
それに、囲碁は教室に通うかどうかは別にして楽しくなければ仮に教育にいくら良くても、子供たちのモチベーションが続きません。つまり学習塾と同じになってしまいますから、たとえ一時はブームが作れたとしても、やがてはそろばん教室と同じ結果になりかねませんよね。
必要なのは仕組み? インフラ? システム?
仮に私ならば子供たちに囲碁の楽しさを伝えられるとしても、それではダメです。
私一人の力が及ぶ範囲は限られますから。
それと同様に、伝えられる人も大事ですが、それだけでは不十分でしょう。
なので、仕組みと言えばいいのか、インフラなのか、システムと言ったほうがいいのかわかりませんが、誰がやっても子供たちに(全員に伝えることは無理でしょうけど)同じように囲碁の楽しさが伝えられる方法が必要だと思うわけです。
たとえば、最低限のルールだけ教えて、まずはみんなの囲碁で遊んで楽しさを知ってもらって、それから・・・・・・のような一連のスキームと言えばいいのか所定の方法論に加えて、個別に対応できる何かが必要な気がします。
スキームだけで多くの子供たちが囲碁を楽しいと思い、それでも人の好みはバラバラですから楽しめない子もいるでしょうから、そのような子は個別に別カリキュラムを。のようなイメージです。
あ、みんなの囲碁を使うというのはあくまでもたとえ話です。
みんなの囲碁は私がいろいろと試した限りでは素晴らしいアプリだと思いますが、それでも子供には不十分な気がします。
余談ですが、みんなの囲碁はネット環境があると一番下に広告が表示されますが、その中にはアダルト系の広告がありますね。(笑)
ただでさえ昔よりも楽しい遊びがいっぱいの現代で
持ち運びできるゲームはもちろん、スマホゲームまである現代で(私の子供の頃にはこんな世の中想像もできなかったですねえ)、アナログな囲碁の楽しさを伝えるのは、より一層難易度は高いでしょうね。
ゲームをしない子供たちでさえSNSやライン(これもSNSかな?)では楽しんでいたりしますし。
なので、簡単ではないことは十分にわかっていますし、私が何かできる気もしませんけど、何かのヒントになるようなアイデアでも浮かべば嬉しいなと思うわけです。
それが私の利益になる必要は全くないのですが、将来の囲碁界の発展のために0.0000271%でも役立つような(最後の端数に何の意味があるのだか?)そんなアイデアが浮かぶことも願いつつ、日々私は囲碁を楽しんでいます。
だから何?
と言われてしまいそうな今回の記事ですが、そんなことを考えるのも私にとっては囲碁が楽しいと思える一因ですし、なんと言いますか、私の夢のようなものですという今回は本当にただの日記でした。
もし最後までお読み下さった方がいらっしゃいましたら、本当にありがとうございました。
そして、とりとめもない話ですみませんでした。